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PSO2プレイ日記

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あるフレンド

「クエストご一緒してもいいですか?」


そうウィスパーチャットで囁かれた。
戸惑いながら「いいですよ」と返事をする。
話しかけてきた彼は同じチームのメンバーだったがあまり話したことはなかったからだ。
威勢の良いカットインと台詞と共に彼はパーティーに入ってくる。
現在受けているクエストを手伝って欲しいと伝えると快く了解をもらえた。


難易度制限解放試練・Ⅱ。
スノウバンサー、クォーツ・ドラゴン、ビッグヴァーダーを討伐するクエストで、これをクリアしないと難易度VHが解放されない。
が、私はビッグヴァーダーの撃破で詰まっていた。
降り注ぐミサイルに横から飛んでくるロケット砲。
目の前の部位を破壊するだけではなく、PA後の硬直なども考えていなければ怒涛のミサイル連打が来るため、当時から脳筋だった私はそこで心が折れていたのである。

頼みの綱で入ったチームは高レベルの方が多く、取り合えずは高レベルまで上がって来いというスタイルで、もともと助けを求めることが苦手な私は黙々とレベルを上げていたのだが、やはり壁は来る。
何度もクエストを受けなおし、もう別のゲームでもしようかなと思っていた矢先に声がかかったのである。


2人で進むクエストはとても楽しかった。
彼はこちらのHPバーに気を遣いながらレスタで回復をしてくれるので安心して敵に突っ込むことができたし、また自ら敵にダメージを与えることはあまりなく、シフタやデバンドなど支援に特化してくれた。
きっと自分で倒す面白さを教えてくれたのだろう。
何度か床をなめたが、ビッグヴァーダーも倒すことができた。

クエスト後にフレンド申請を申し込む。
彼はすぐ許可してくれた。
初めてフレンドらしいフレンドができた瞬間であった。



それから数ヶ月が経った。
ある程度のレベルと装備を整えた私は彼とはあまり遊ばなくなっていた。
カンストしたチームメンバーでアドバンスやエクストリームに篭り、緊急クエスト以外は装備やOPの強化に精を出す。
一度誘ってみたのだが、効率を求めてギスギスするのは苦手だったようでやんわりと断られた。
彼とはチームのイベントなどに顔をあわせるぐらいで、後はまるぐるをしたり、ビギナーズブロックで勧誘やクエストを手伝ったりしているようだった。
その内彼はINすることも少なくなり、次第に私も彼のことを忘れていった。



それからさらに経ち、チームを抜けぼっちで活動していた私にグッジョブが届いた。
「おひさしぶりです」とだけ書かれているそれに返信をする。
「お暇ならなにか行きませんか?」と。
いいですよ、と返事がもらえたので彼と合流し、緊急まで待つことになった。
忙しくてあまりINできなくなったこと、他にやっているゲームのこと、他愛のない会話ですぐに時間は過ぎる。
久々に入ったらしく敵の連打に床ペロを繰り返す彼はクエスト中ずっと謝っていた。


「最後にひとつだけクエストに付き合ってもらえませんか?」
緊急後にひとつだけお願いをしてみた。
彼がゲームを辞めると聞いたからである。
向かう先は地下坑道探索だ。

道中互いは無言だった。
だが敵を倒す行動や分岐でうろうろしたりするだけで分かることがある。
デイリーでは長いボスまでの道が早く感じるのはいつ以来だろうか。
久しぶりに見るビッグヴァーダーのムービー、そしてすぐに発射してくるレーザーに倒れる彼。
ムーンを投げた後、私はすぐに砲台に行かず珍しく部位を破壊していく。
なんだかんだ時間はかかりつつも危なげなくクリアした。


クエスト後に軽く談笑してから彼は去っていった。
暗い色で表示されたフレンド枠がまたひとつ増えた。
もう彼とあうことはあるかもしれないし、ないかもしれない。
ただ私がこのゲームを辞めるまではきっと消したりはしないだろう。
いつかまた戻ってくるかもしれない。
そう勝手に思っているだけであるが。



最近サブキャラを育て始めた。
メインキャラでやりたいことが無くなったのもあるが、彼に影響されて始めたかったことがあるからである。
お古で装備を整え、ビギナーズブロックへ行く。
カウンターからメンバー募集中のPTを探し、恐る恐る参加するボタンを押す。
後は教えてもらったことだけだ。



「クエストご一緒してもいいですか?」
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